バドミントン界で長年にわたり活躍してきた女子ダブルスのシダマツこと、志田千陽選手と松山奈未選手が、ついにペアを解散することを発表しました。
2024年のパリオリンピックを経て、これからという時期に飛び込んできたこのニュースに、多くのファンが驚きと寂しさを感じたことでしょう。
この記事では、なぜシダマツペアは解散するのか? 二人の今後はどうなるのか? を詳しく解説していきます。
シダマツペアが解散の理由3選!
2.目標の違いと「世界一」を本気で目指す志田選手の決意
パリ五輪を一区切りに、志田千陽選手は「これからは世界の頂点を本気で狙いたい」と強い意志を表明しました。
一方、松山奈未選手は「オリンピックでやりきった」という思いがあり、心の中で一区切りがついていた様子。
2人の向かう方向にわずかなずれが生まれたことで、ペアの今後を見直すきっかけとなりました。
松山選手は「志田さんの夢を壊してしまうかもしれない」と、パートナーとしての責任を感じ、前向きに解散を決断したと語っています。
2.モチベーションとコンディションの変化
松山選手はこれまで怪我を抱えながらも全力で戦い抜いてきましたが、パリ五輪後に「自分はもうこれ以上強くなれない」と感じるほど燃え尽きていたといいます。
体調やメンタル面の変化、そして限界を感じたことが、次のステップに進むことへの迷いに。
志田選手に迷惑をかけたくないという気持ちからも、解散を選んだ理由のひとつとなりました。
3.10年目という節目での区切り
2016年からペアを組み始めたシダマツにとって、2025年はまさに結成10年目の節目。
ここまで一緒に歩んできた長い時間の中で、2人は数々の大会を勝ち抜き、世界ランキング上位の常連となりました。
そんな節目だからこそ、「今なら笑顔で区切りをつけられる」という気持ちがあったのではないでしょうか。
ラストとなる世界選手権(2025年パリ)を最後の舞台とし、ファンや関係者に感謝を伝えながら、それぞれが新しい道へ踏み出します。
シダマツペアの今後の展望は?
シダマツペア解散後の2人は、それぞれ新たな道を歩み始めます。
- 志田千陽選手は、すでに混合ダブルスで五十嵐有紗選手との新ペアを結成。今後はミックスでも世界の頂点を目指していくとのこと。
- 松山奈未選手も引退ではなく、女子ダブルスを継続する意向を示しており、今後の新パートナー発表が注目されています。
まだまだ2人ともプレイヤーとしての道を歩み続ける予定ですので、ファンとしては今後の活躍にも期待したいところです。
シダマツペアの最終戦はいつ?
国内でのシダマツペアのラスト試合は、2025年7月15日のジャパンオープン。
そして、国際大会では2025年8月の世界選手権(パリ)が最後になるとみられています。
10年近くペアを組み、苦楽を共にしてきた2人にとって、集大成ともいえる大会になるでしょう。
シダマツペアが解散まとめ
以上、「【なぜ?】シダマツペアが解散!理由と今後の展望は?」をお届けしました。
- シダマツペアが解散の理由は、目標の違いなど
- シダマツペアが解散後、志田千陽選手は、五十嵐有紗選手とペアに
- シダマツペアの最終戦は2025年8月の世界選手権が最後
長年にわたって日本の女子バドミントン界をけん引してきたシダマツペアの解散は、多くのファンにとって大きな節目となる出来事でした。
ですが、これは終わりではなく、それぞれが新たな挑戦へと進むためのスタートライン。
志田選手も松山選手も、これまでと同じように、いやそれ以上に輝く未来をきっと見せてくれるはずです。
これからも変わらず、2人の新しいステージを温かく見守り、応援していきましょう!



