ジャズ作曲家の挾間美帆さん。2024年の今、国内外で注目を集め、グラミー賞の受賞候補と期待されています。有名になった映画「竜とそばかすの姫」でも楽曲提供をしています。
そんな有望な挾間美帆さんの出身地を調べました。
大学時代にはジャズピアニストの山下洋輔に見出され、坂本龍一から編曲を依頼されるなど、大学時代から才能が見え始めていました。
この記事では、挾間美帆さんの出身地、学歴やプロフィールについて、ご紹介していきます。
挾間美帆の出身地は?
挾間美帆さんの出身地は東京都です。
父親が転勤族だったため、北海道、青森、東京と各地を転々としながら育血、3歳からヤマハ音楽教室でエレクトーンを習い始めたそうです。
挾間美帆の学歴は?
グラミー賞候補で注目を集めている挾間美帆さんの学歴も気になりますね。学歴をまとめました。
- 小学生時代
- 中学生時代
- 高校生時代
- 大学生時代
- 留学時代
1.小学生時代
青森の小学校で7歳から11歳まで過ごし、その後小6からは東京へ。
3歳からヤマハのエレクトーン教室に通っており、小2の時に専門的な「強化クラス」に入り、小学4年生で「ジュニアエレクトーンコンクール ’96 全日本大会」に出場して頭角を現すことに。
NHKの大河ドラマが大好きで、大河ドラマで「秀吉」を聞いて大河ドラマみたいな音楽を作れる作曲家になりたいと小学生時代から思う事に。
2.中学生時代
1999年に国立音楽大学附属中学校の音楽コース(ピアノ)へ入学。ピアノ科だったのはあくまで作曲科がなかったからの理由。
ヤマハのエレクトーンのレッスンにも通っており、月1回の作曲のレッスンに通い続ける。
中学2年生で吹奏楽部に入部。クラリネットを担当。
3.高校生時代
2002年に国立音楽大学附属高等学校 音楽科(作曲)に進学。
高校3年生で副科としてチェロかコントラバスを習って、オーケストラに乗らなければいけなく、チェロを選び、上手にならなかったが、吹奏楽のために作曲すると演奏してもらえ、最初のオーケストラ作品を作る事に。
高校時代はレナード・バーンスタインの「エレミア」という交響曲にハマっていたとの事。
4.大学生時代
2005年に国立音楽大学音楽学部 演奏・創作学科 (作曲専修)に入学。
在学中に、国立音楽大学のニュー・タイド・ジャズ・オーケストラに参加し、ジャズへの興味を深める。
3年在学時に栗山和樹からの推薦で、山下洋輔のピアノ協奏曲第3番《エクスプローラー》のオーケストレーターに抜擢された。その時に留学についても後押しされたとの事。
5.留学時代
2010年にマンハッタン音楽院大学院(ジャズ作曲専攻)へ留学し、ジム・マクニーリーに師事。
2012年11月にアルバム『ジャーニー・トゥ・ジャーニー』をVerveレーベルからリリースし、2013年1月に「東京オペラシティ・ニューイヤー・ジャズ・コンサート2013:山下洋輔プロデュース 挾間美帆のジャズ作曲家宣言!」で本格的にデビューをはたす。
挾間美帆のプロフィール
経歴
挾間美帆さんは山下洋輔、東京フィルハーモニー交響楽団、ヤマハ吹奏楽団、NHKドラマ「ランチのアッコちゃん」などに作曲作品を提供し、坂本龍一、鷺巣詩郎、NHK交響楽団、テレビ朝日「題名のない音楽会」などへ多岐にわたり編曲作品を提供しています。
映画「竜とそばかすの姫」では「Slingshot」という曲を作曲・編曲しています。
そんな挾間美帆さんの経歴を簡単にまとめました。
- 2011年 ASCAPヤングジャズコンポーザーアワード
- 2011年度 文化庁新進芸術家海外研修制度研修員
- 2012年 『ジャズ・ジャパン』誌年間アルバム大賞(新人賞)
- 2014年 第24回出光音楽賞
- 2015年 BMIチャーリー・パーカー・ジャズ作曲賞
- 2020年 服部真二音楽賞Inspiring Coach
- 2022年 横浜文化賞文化・芸術奨励賞
2023年4月9日からNHK-FMで、「挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ」というラジオ番組を放送しています。リクエストやメッセージを募集しているので聞きたい曲をリクエストしてみるのも面白いですね。
まとめ
以上、「挾間美帆の出身はどこ?学歴やプロフィールを調査!」をお届けしました。
グラミー賞受賞候補の挾間美帆さん。
東京都出身で、3歳からヤマハのエレクトーンを習い始め、ジャズピアニストの山下洋輔に見出され、坂本龍一から編曲を任される程に成長し、今では世界で活躍する様になりました。
今後の活躍もぜひ注目していきたいですね。挾間美帆さんの曲を聞いてぜひ彼女の世界に浸ってみてくださいね!