毎朝メールを開くたびに、JAネットバンクを名乗る怪しいメールが来る。
送信元はバラバラだけど、件名は「アカウントの確認」「口座利用に関する本人様確認のお願い」など、いかにも不安を煽る内容ばかり。
最近、JAネットバンクをかたる詐欺メール(フィッシングメール)が急増しています。
しかも、受信拒否しても毎日くる!
この記事では、しつこいJAネットバンクの詐欺メールが毎日来る時の対処法について、わかりやすく解説します!
なぜJAネットバンクの詐欺メールが増えているの?
最近、毎日JAネットバンキングが詐欺メールが来る人が急増しています。
なぜ急増しているでしょうか?主な理由を3つ下記にまとめました。
1.JAバンクの知名度がターゲットにされやすい
JAバンクは、日本全国の農協(JA)を通じて提供されている金融サービスで、利用者数が非常に多いのが特徴です。
特に地方ではメインバンクとして利用している人も多く、年配層やネットに詳しくない層もターゲットにしやすいため、詐欺グループにとって「当たりやすい」存在なのです。
2.本物そっくりの文面とロゴ
最近は、AIやテンプレートの発達で、本物そっくりな詐欺メールや偽サイトが簡単に作れるようになってきました。
特にJAバンクのように「公式サイトの構成がシンプル」なものほど、偽サイトの再現も容易。
これにより、詐欺師側も量産しやすくなり、結果的に詐欺メールが一気に増えているのです。
3.情報漏えいなどでメールアドレスが流出している可能性
一部の利用者は、どこかで登録したメールアドレスが第三者に渡ってしまっている可能性があります。
そのため、「JAネットバンクを使っていないのに届く」ケースも多く、詐欺メールの送信元は利用者かどうかに関係なく、無差別に大量送信されているのが実情です。
JAネットバンクの詐欺メールが毎日来るときの対処法
JAネットバンクを装った詐欺メールが毎日のように届く…!
そんなときは、いくつかの具体的な対処法を知っておくだけで、被害を防げるだけでなく、メール受信自体を減らすことも可能です。
以下に、毎日届く詐欺メールへの実践的な対策を紹介します。
1.メールのリンクは絶対にクリックしない!
まず大前提として、どんなに本物っぽく見えてもメール内のリンクや添付ファイルは絶対に開かないこと。
「アカウント停止」や「不正アクセス」など、不安をあおる内容でも焦らずスルー。
JAネットバンクがメールでログインを促すことはありません。
2.フィルター設定で自動的に迷惑メールへ
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールサービスには、特定の言葉や差出人を指定して自動で振り分ける機能があります。
たとえば…
- 「JAネットバンク」
- 「本人確認」
- 「ご利用制限」
といった言葉を含むメールは、自動で迷惑メールに振り分ける設定にしてしまえば、毎日目にするストレスも減ります。
3.アドレスを変更、または用途別に使い分ける
もし同じアドレスに毎日届く場合は、メールアドレスが詐欺業者のリストに載ってしまっている可能性も。
- メールアドレスを変更する
- ネット用/金融用などでアドレスを使い分ける
といった対策も、詐欺メールから身を守るひとつの方法です。
4.ウイルス・詐欺対策ソフトを導入する
最近のセキュリティソフトは、詐欺メールやフィッシングサイトのブロック機能も充実しています。
おすすめは以下のようなソフト
- ウイルスバスター
- ノートン
- マカフィー
- カスペルスキー など
特に、パソコンでメールチェックをする人は導入しておくと安心です。
5.不安なときはJAバンク公式サイトで確認
「もしかして本物のメールかも?」と不安になったときは、メールのリンクは開かず、公式サイトで情報を確認するようにしましょう。
JAネットバンクは、口座情報の確認や認証をメールで求めることは一切ありません。
JAネットバンクの詐欺メールがしつこい!受信拒否しても届く場合は?
迷惑メール設定をしても、毎日届くJAネットバンクの詐欺メール…。
受信拒否しても届くし、もう我慢の限界!という方に向けて、根本的に解決するための最終手段3つをご紹介します。
1.メールアドレスを変更するのが最も確実
詐欺メールが何度ブロックしても届く…という場合、そのアドレスがすでに業者の迷惑メールリストに登録されている可能性大。
ここまで来たら、メールアドレスの変更が一番手っ取り早くて確実です。
さらにおすすめなのが、
- 金融機関用(ネットバンキング・クレカ専用)
- ネットサービス用(買い物・SNSなど)
と、用途別にアドレスを使い分けること。
これで次回からの被害も防げます。
2.Gmailなどセキュリティ強化型のメールに乗り換える
もし現在使っているメールサービスで迷惑メール対策が弱いと感じているなら、フィルター性能が高いメールサービスに変更するのも効果的です。
特にGmailは、GoogleのAIによって詐欺メールを高精度で判別してくれるので安心。
他にも、
- Outlook(Microsoftの自動ブロック機能あり)
- ProtonMail(セキュリティ特化の海外サービス)
なども検討の価値ありです。
3.迷惑メール相談窓口やフィッシング対策協議会に通報
何度も同じようなメールが来る場合は、公的機関への通報も選択肢のひとつです。
通報することで、業者への対策が進む場合もあります。
▼ 通報先一覧
迷惑メールの内容を転送するだけでOKなので手間もかかりません。
JAネットバンクの詐欺メールがしつこい!まとめ
以上、「JAネットバンクの詐欺メールがしつこい!毎日来る時の対処法は?」をお届けしました。
- JAネットバンクの詐欺メールが増えている理由は知名度など
- JAネットバンクの詐欺メールが毎日来るときの対処法はフィルターをかけるなど
- 受信拒否しても届く場合はメールアドレスの変更など
毎日届く詐欺メールに振り回されるのは、もう終わりにしましょう。
ちょっとした設定の見直しや、思い切ったアドレス変更など、できることから行動することで、驚くほどストレスが減ります
大切なのは、「自分は大丈夫」と思わずに、常に冷静に対処すること。
安心・安全なネット生活を守るために、今日からできる対策を始めてみてくださいね。


