情熱大陸でも紹介された建築界の世界的巨匠、隈研吾さん。
隈研吾さんは国立競技場、GINZA KABUKIZA、高輪ゲートウェイ駅、根津美術館本館など、誰でも目にした事がある建築を手掛け、現在20カ国、400以上のプロジェクトが進行中です。
また、隈研吾さんの息子、隈太一さんも建築家であり、見た目がインパクトがある巻貝型のサウナの建築を手掛けたり、将来に期待が持てます。
そんな隈研吾さんと隈太一の2人のプロフィールや学歴、経歴を調査しました。最後に思わず泊まりたい!って思う隈研吾さんの手掛けたホテルもご紹介します。
隈研吾(建築家)のプロフィールと学歴
隈研吾さんは神奈川県横浜市出身で、主に木材を使う「和」をイメージしたデザインを旨としており、「和の大家」とも称されています。奥さんの篠原聡子さんと、息子の太一さんも建築家です。
そんな隈研吾さんのプロフィールと学歴をまとめました。
隈研吾さんは初めはなんと獣医になりたかったそうです。家屋の修繕をするデザイン好きの父親に付き合ううちに、建築に興味を持つようになり、小学生の時に1964年の開催を控えた東京オリンピックの建築物を目にし、いよいよ本気で建築家を志すこととなったそうです。
その後、中学受験をし栄光学園中学・高等学校に進学します。ちなみに栄光学園中学校の偏差値を調べてみたら、なんと偏差値71で神奈川県内の偏差値ランキングでは2位でした!子供の頃から頭が良かったのですね。
高校時代は183cmの長身を生かしてバスケットボール部でセンターを守っていたそうです。
大学時代にはアフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査で集落の美と力に目覚めたそうです。
隈研吾の経歴
隈研吾さんは、1979年に東京大学大学院建築意匠専攻修士課程修了後は、社会に揉まれるためにと大手設計事務所の日本設計に就職しました。
その後は戸田建設、米国コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員(1985-1986年)を経て、1990年に隈研吾建築都市設計事務所を設立します。
慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。50を超える国々でプロジェクトを進行中です。
息子の隈太一のプロフィールと学歴
隈太一さんは隈研吾さんの息子さんです。彼も建築家で隈研吾建築都市設計事務所の取締役・パートナーを務めています。
そんな隈太一さんのプロフィールと学歴をまとめました。
隈太一さんは元々、大学でデジタルテクノロジーと、関心のあったカーボンフォイバーを用いて構造の研究をしており、素材の持っている性質で、二次元のものが三次元になっていく生き物のようなものができていくことに興味を持ち研究をしていたそうです。
隈太一の経歴
隈太一さん素材の可能性、組み合わせによる空間、場所のデザインを専門としています。代表作に、カーボンファイバーと伸縮性のある膜を用いた、新素材の組み合わせによるパビリオン「Weaving Carbon-fiber Pavilion」を手掛け、、自身が運営するレンタルキッチンスペース「TRAILER」のインテリアデザインなども手掛けています。
そして香川県直島にある「SANA MANE」というグランピング施設内にある、宿泊者限定のサウナは見た目も特徴的でサザエの貝の形をしたサウナ「SAZAE」を手掛けています。
下記の動画では2:37から隈太一さん自身がサウナ「SAZAE」の魅力を語っています。デザインも魅力的ですが、建築技術の凄さも伝わってくる動画です。
一度は泊まってみたい!隈研吾が手掛けたホテル4選!
隈研吾さんが手掛けたホテルは洗練されたお洒落な空間で泊まりたいと話題を呼んでいます。そんな隈研吾さんが手掛けたホテルを4つご紹介します。
- ホテルロイヤルクラシック大阪
- 銀山温泉 旅館藤屋
- ONE@Tokyo
- エースホテル京都
楽天トラベルでも隈研吾さんが手掛けたホテル一覧が紹介されてます。
>>隈研吾が手掛けた人気ホテルランキングを楽天トラベルでチェックする1.ホテルロイヤルクラシック大阪
大阪なんばで長年愛されてきた新歌舞伎座の跡地に誕生した「ホテルロイヤルクラシック大阪」。
コンセプトはホテルミュージアム。約100点の作品が、廊下や客室などさまざまなスペースに展示されており、まるで美術館に泊まっているかのような錯覚に陥る、建築とアートのマリアージュの空間を楽しめます。
2.銀山温泉 旅館藤屋
大正ロマン漂う湯の街、銀山温泉の中心部に位置する「旅館 藤屋」。築100年の木造3階建ての建物を、隈研吾さんの手によりリノベーションされました。ステンドガラス・竹・和紙が織りなす独特な空間と、趣の違う五つの貸切風呂を楽しめます。
こちらも素敵なリノベーション旅館💭
— SMARG Renovate STAFF (@smarg_renovate) April 4, 2023
◆銀山温泉 旅館藤屋
デザインを手掛けたのは隈研吾氏。超予約困難らしいです。
古くから慣れ親しまれた外観を残しつつ、内装は和モダンに🍃
リノベの良さここにありけりです。#リノベ旅館 pic.twitter.com/XUm4e3qJ6X
3.ONE@Tokyo
古き良き下町の趣が残る押上エリアに誕生した「ONE@Tokyo」。外観とインテリアデザインを隈研吾さんが手掛けました。美術館の様な外観と書斎の様な内観は隠れ家の様なホテルです。
4.エースホテル京都
大正時代の歴史的建造物を活用した複合施設「新風館」の跡地にアメリカ・シアトル発のライフスタイルホテル「エースホテル」がアジアに初進出しました。“East Meets West”をコンセプトとして、外装デザインの監修を隈研吾さんが手掛けました。ルーバーや木組みを多用し、周囲の景観と調和したデザインが特徴です。
まとめ
以上、「隈研吾(建築家)息子(隈太一)の建築も凄い!? 2人の学歴や経歴を調査!」をお届けしました。
国際競技場などを手掛けた建築界の世界的巨匠、隈研吾さん。家屋の修繕をするデザイン好きの父親に付き合ううちに、建築に興味を持つようになり、本格的に建築家を目指されました。中学では栄光学園中学・高等学校に通い偏差値レベルも高い学校でした。
現在、東京大学特別教授・名誉教授であり、50を超える国々でプロジェクトを進行中です。
また、息子の隈太一さんもサザエの貝の形をしたサウナ「SAZAE」を手掛け、本来なら天井の高い空間はサウナに向きませんが、そんな常識を覆したデザイン性のあるサウナを手掛けました。
今後のお二人の活躍も期待が持て、どんな建築物が誕生するのか楽しみですね。