2025年2月28日に7つの惑星が一直線に並ぶ「惑星直列」という珍しい天体ショーが観察できます。
数十年に一度しか見れない天体ショーなのでぜひ見たいですね。
今回は2025年の惑星直列がどの方角で、時間帯はいつ見えるのか、見え方についても調査しました。
- 惑星直列2025どの方角で見えるか
- 惑星直列2025の時間帯と何時から何時まで見れるか
- 惑星直列2025の観測方法と見え方
- 次回の惑星直列はいつ?
惑星直列2025どの方角で見える?
2025年の惑星直列は、主に西の空で観測できます。
この現象は日没直後の西の空で見られます。
この日は7つの惑星が一直線に並ぶ「フル惑星直列」が見られる貴重な機会です。
惑星によって見える位置は少しずつ異なりますが、基本的に西側の地平線に注目して観察してください。
観察には、光害の少ない場所を選ぶと良いでしょう。また、スマートフォン用の星空観察アプリを活用すると、各惑星の位置を特定しやすくなります。
観測のポイントは下記になります。
- 街明かりが少なく、地平線まで見渡せる場所を選ぶ
- 太陽が地平線の下に沈んだ直後から観測を開始する
- 星空観察アプリを使用すると、惑星の位置を特定しやすい

これらのポイントを抑えることによってより観察しやすくなります。
惑星直列2025時間帯は何時から何時まで見れる?
2025年2月28日の惑星直列は、日没直後から見れることができます。
日没直後から、以下の時間帯で観測できます。
- 観測開始時間:日没直後(18時頃)
- 最適な観測時間:18時〜20時頃
- 観測終了時間:20時頃まで
より見やすい条件や時間をポイントとしてまとめました。
- 太陽が地平線に沈んだ直後が最適な観測タイミング。
- 夕暮れ時(18時〜20時頃)がベストな観測時間帯。
- この日は新月と重なるため、月明かりがなく、空が暗くなり惑星の観測に有利な条件となる。

2025年は子供と一緒でも見やすい時間帯です。
惑星直列2025の観測方法と見え方
2025年2月28日の惑星直列は、観察する前にどんな感じで見えるのかも知っておきたいですよね。それぞれの惑星の見え方をご紹介します。
肉眼でも見える惑星もありますので、ぜひ見つけて見てくださいね!
観測方法
観測方法として以下の手順があります。
- 金星を目印に探す
西の空の低い位置で最も明るく輝く「宵の明星」として見える金星を見つけます。 - 惑星の並びを確認
金星を基準に、西の空低くから南〜頭上方向にかけて、一直線に近い帯状に広がる惑星を探します
肉眼で見える惑星
水星 | 西の地平線近くにありますが、低い位置のため観測が少し難しい場合があります。 |
金星 | 最も明るく、西の空の低い位置で「宵の明星」として見えます。 |
木星 | 金星のやや上方に位置で見えます。 |
火星 | 木星よりさらに高い位置し、赤みがかった光が特徴です。 |
機材を使用して観測可能な惑星
天王星 | 双眼鏡を使用すると観測しやすくなります。おひつじ座付近に位置します。 |
海王星 | 望遠鏡を使用すると観測できます。うお座の方向にあります。 |
土星 | 太陽に近い位置にあるため、観測が最も困難です。 特別な機材が必要になる可能性があります。 |
観察の際は、天候や周囲の明るさに注意し、安全に楽しんでください。
惑星直列2025次回はいつ?
今回の惑星直列は非常に珍しい現象で、次回のフル惑星直列は2161年5月19日に予測されています。
フル直列以外の惑星直列は、2025年に他にも予定されています。
- 4月17日頃:4つの惑星(海王星、水星、土星、金星)の小惑星直列
- 8月10日頃:6つの惑星(水星、木星、金星、天王星、海王星、土星)の大惑星直列
したがって、今回の機会を逃さず、ぜひ観察してみてください。
惑星直列2025まとめ
以上、「惑星直列2025どの方角で見える?時間帯や観測方法・見え方について調査!」をお届けしました。
- 惑星直列2025は主に西の空で観測できる。
- 惑星直列2025の時間帯は日没直後〜20時頃まで見れる
- 惑星直列2025の見え方は、水星、金星、火星、木星は肉眼で見える。
- 観測方法は金星を目印に探す。
- 天王星や海王星は双眼鏡や望遠鏡の使用がオススメ。
- 土星は、特別な機材がないと観察が難しい。
- 次回のフル惑星直列は2161年5月19日
この惑星直列は非常に珍しい現象で、次回7つの惑星が同時に見られるのは2040年9月8日と予想されています。
時間帯も比較的見やすい時間帯なので、ぜひ珍しい天体ショーを見てみてくださいね!