たつき諒の予言で外れた内容は？何が当たったかも徹底解説！

1999年に出版された漫画『私が見た未来』で注目を浴びたたつき諒さん。

彼女が描いた「予知夢」に基づく内容は、後に起きた東日本大震災やパンデミックなどと一致しているとされ、「本当に未来が見えていたのでは？」とSNSやメディアで大きな話題となりました。

しかし一方で、「すべてが的中したわけではない」という意見もあります。

この記事では、たつき諒さんの当たった予言・外れた予言をわかりやすく整理し、予言一覧とともに徹底解説します。

たつき諒の予言で外れた内容は？

1999年に出版された『私が見た未来』で一躍注目を浴びた漫画家・たつき諒さん。その予知夢の数々は「的中率が高い」とも言われますが、実は外れている予言もいくつか存在します。

たつき諒氏の夢日記や関連作品で、富士山の噴火に関する描写があるとされ、一部で「富士山が噴火する」という予言として解釈されました。

特に2021年8月20日に噴火が起きるという噂が広まりましたが、実際にはこの時期に富士山の噴火は発生しませんでした。

『私が見た未来完全版』には火山活動らしき描写があるものの、明確に「富士山が噴火する」と特定した記述はなく、ファンやメディアによる誇張や解釈の可能性が高いとされています。

一部の情報では、たつき諒氏が1995年の阪神・淡路大震災を予言していたとされていますが、これも明確な証拠がなく、後付けの解釈や誤った情報である可能性が指摘されています。

たつき氏の夢日記や『私が見た未来』に阪神・淡路大震災を明確に予言した記述は確認されておらず、ファンが後から関連づけた可能性が高いです。

阪神・淡路大震災（1995年1月17日）を具体的に予言した証拠がないため、的中したとは言えず、外れた、あるいは存在しなかった予言として扱われています。

たつき諒さんの予言で「当たった」と広く話題になった主なものをご紹介します。

たつき諒氏の漫画『私が見た未来』（初版1999年）には、予知夢に基づく津波や大災害の描写があり、特に「2011年3月に大津波が起きる」という内容が含まれていました。

具体的には、夢日記に「津波に襲われる光景」や「多くの人が逃げ惑う場面」が描かれており、これが2011年3月11日の東日本大震災と一致するとされています。

たつき氏は、1990年代から記録していた夢日記を基にこの予言を発表。東日本大震災の発生後、漫画に記載された日付（2011年3月）や津波のイメージが実際の災害と符合していたため、「的中した」と大きな話題になりました。

特に、漫画に描かれた「津波の高さ」や「被害の規模」が、実際の東北地方の被害状況と部分的に一致していたとされます。

たつき諒さんは、著書『私が見た未来』やその完全版において「2020年に世界的な流行病が起きる」という内容を記しており、これが新型コロナウイルスの大流行と一致したとして大きな話題になりました。

具体的には、1999年刊行の『私が見た未来』や2021年の『私が見た未来完全版』で「2020年に世界的な病気の流行がある」といった趣旨の予知夢を描写しており、後に現実の新型コロナウイルス流行と重なったことで「予言が当たった」と評価されています。

このため、たつき諒さんの予言の中でも「2020年の新型コロナウイルス大流行」は、現実の出来事と一致した主な例として広く認識されています。

ここで、たつき諒さんが過去に見た夢や予言として注目された内容を、わかりやすく一覧表でまとめてみました。

予言内容	予知・発表時期	該当する出来事／発生時期	的中・未発生・外れ	備考
東日本大震災（2011年3月の大災害）	1999年（漫画発表）	2011年3月11日	的中	『私が見た未来』表紙に「大災害は2011年3月」と記載
フレディ・マーキュリーの死	1976年・1986年（夢）	1991年11月24日	的中	「世界的な歌手の死」として夢で見た
阪神淡路大震災（1995年1月）	1995年以前（夢）	1995年1月17日	的中	「大きな揺れで街が崩壊する夢」
ダイアナ妃の事故死	1992年（夢）	1997年8月31日	的中	「高貴な女性が車の事故で亡くなる夢」
近所での事件	1989年（夢）	1989年頃	的中	洞窟で女性が亡くなる事件
2020年の世界的流行病（新型コロナウイルス）	1999年・2021年（漫画）	2020年	的中	「2020年に世界的な病気の流行」
2025年7月の大災害（大津波・地震）	2021年（夢・漫画）	2025年7月（未発生）	未発生	「日本とフィリピンの中間の海底が破裂」
富士山噴火	不明	2021年（予言時点では未発生）	外れ	実際には噴火なし